2015/12/04

ランダムアニメーション

装着するとランダムにアニメーションします。
友だちが「どこでもダンス」とかで、アニメーションをメニューでいちいち選ぶのはめんどう、というので作ってみました(^^)/

オブジェクトを装着するとすぐアニメーションがはじまり、一定時間ごとに切り替わります。
はずせば終了。
とっても簡単です。
(最初はアニメーションを許すか聞いてきますが、次からはそれもなし)

スクリプトはこんな感じ:
default {
  attach(key id) {
    if (id) { // アバターに装着
      Id = id;
      Attach = TRUE;
      llSetTimerEvent(CycleTime); // 時間切替をセット
    }
    else Attach = FALSE; // アバターからはずれた
    // アニメーション許可申請
    llRequestPermissions(Id,PERMISSION_TRIGGER_ANIMATION);
  }
  timer() { // 一定時間ごとに切替
    llRequestPermissions(Id,PERMISSION_TRIGGER_ANIMATION);
  }
  run_time_permissions(integer perms) {
    if (perms & PERMISSION_TRIGGER_ANIMATION) { // アニメーション許可
      if (Anim) llStopAnimation(Anim); // 前のアニメをストップ
      if (Attach) { // アバターに装着されてれば
        integer n = llList2Integer(Nums,Index); // アニメ番号
        Anim = llGetInventoryName(INVENTORY_ANIMATION,n);
        llStartAnimation(Anim); // 新しいアニメをスタート
        if (NumAnims <= ++Index) { // インデックスを増やして超過したら
          Index = 0;
          Nums = llListRandomize(Nums,1); // アニメ番号を並び替え
        }
      }
      else llResetScript(); // アバターからはずれた
    }
  }
}
llListRandomize() という関数は、リストの内容をランダムに並び替えます。
アニメを毎回ランダムに選んでもいいのですが、それだと短い間に同じものが何度もでてくることもあるので、順番をバラバラにした番号リストを一巡して、また順番を並び替えて、というふうにやるとまんべんなくしかもランダムに選べます。

2015/07/15

どちらにも開くドア

タッチするか、ぶつかると、「反対側に」開くドアです。
SLでドアが開くとき、うっかり近すぎていると、手前に開いたドアが自分のカラダを通過したりしますね。
べつに実害はないのですが、なんとなく気持ちよくなかったりもします(^^;;

そこで、必ず「向こうに」開くドアです。
タッチした、またはぶつかった人の位置が、ドアの外側ならドアは内開き、人が内ならドアは外開きに開くようにします。

人がどちら側にいるかを調べるのには「ベクトルの内積」というのを使います。
数学の難しい話は抜きにして、2つのベクトルの内積を計算すると、ベクトルが同じ向きのときにプラスの値になり、反対向きのときマイナスになります。(直角のときはゼロ)
なので、あらかじめドアの「外向き」ベクトルを決めておけば、ドアから見た人の方向ベクトルとの内積が、プラスなら「外にいる」→「内開き」、マイナスなら「内にいる」→「外開き」のようにできます。

スクリプトはこんな感じ:
swing(vector pos) {
  if (pos) { // 開く
    Rot = llGetLocalRot(); // 現在の回転(子プリムなら親に対する)を記録
    if (0 < (Face*llGetRot())*(pos-llGetPos())) // 方向ベクトルの内積
      llSetLocalRot(llEuler2Rot(Angle*DEG_TO_RAD)*Rot); // (+)なら内開き
    else llSetLocalRot(llEuler2Rot(-Angle*DEG_TO_RAD)*Rot); // (-)なら外開き
  }
  else llSetLocalRot(Rot); // 閉まる
}

default {
  touch_start(integer n) { // タッチで開く
    swing(llDetectedPos(0));
    state open;
  }
  collision_start(integer n) { // ぶつかって開く
    swing(llDetectedPos(0));
    state open;
  }
}
state open { // 開いた状態
  state_entry() { // 時間設定
    llSetTimerEvent(TimeOut);
  }
  timer() { // 時間で閉まる
    swing(ZERO_VECTOR);
    llResetScript();
  }
  touch_start(integer n) { // タッチで閉まる
    swing(ZERO_VECTOR);
    llResetScript();
  }
}
このドアは、「MySwingDoor」という名前で売ってます:
上のスクリプトでは省略しましたが、両扉のときもう片方が連動するしかけにもなってます。
SLマーケットプレイス
https://marketplace.secondlife.com/p/lovemax-MySwingDoor/7433954
築地場外市場(SLurl)
http://slurl.com/secondlife/TSUKIJI/80/55/22/

2015/05/05

簡単登録スタッフボードを改造

超簡単登録の「スタッフボード」を、ちょっと改造しました。
  1. 「Online/Offline」表示部分を、今まで写真の下だったのを、表裏で上下どちらにも使えるようにしました。
    (このためのプリムの変形で、ちょっとだけ不便なことになって、このボードを床に置くと、下の部分が少しもぐってしまうので、あとで持ち上げてください。(^^;)

  2. 自動で設定されるプロフ写真を別の写真に張り替えたいとき、今までは張る面を選ばないと「Online/ Offline」表示の部分も写真になって、「し、しまったぁ~~><」となったのですが、もう大丈夫。
    新しいボードでは、何も考えずに全体に写真を張れば、すかさず自動で「Online/Offline」表示をもとに戻します。v(^^)v

「Online/Offline」表示部分を戻すスクリプトはこんな感じ:
default {
  changed(integer change) {
    if (change & CHANGED_TEXTURE) // テキスチャーが変わった
      // (list Faces = [Image,Blank,OnOff,...] 各面の用途を設定してあるリスト)
      integer i = llListFindList(Faces,[OnOff]); // 最初のOnOff表示面
      if (OnOffTexture != llGetTexture(i)) { // 違う画像が貼ってある
        for (; i<NumSides; ++i)
          if (OnOff==llList2Integer(Faces,i))
            llSetTexture(OnOffTexture,i); // OnOff表示面復旧
        for (i=0; i<NumSides; ++i)
          if (Blank==llList2Integer(Faces,i))
            llSetTexture(TEXTURE_BLANK,i); // 空白面復旧
      }
    }
  }
}
張りなおすときにOnOff表示面と空白面を分けて張るのは、まず最初にOnOff表示面を直しておけば、それでまた changed イベントが発生しても、また張りなおしたりにはならない、と思ったからです。

このスタッフボードは、「MyStaffBoard」という名前で売ってます:
SLマーケットプレイス
https://marketplace.secondlife.com/p/lovemax-Online-Tip-Board-MyStaffBoard/5177159
築地場外市場(SLurl)
http://slurl.com/secondlife/TSUKIJI/80/55/22/